HCL Nomad

MarvelClient Roaming コンポーネントの単独購入が可能になりました!

こんにちは、皆様。

日頃よりpanagenda 製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。本日は皆様に素晴らしいお知らせがあります!

HCL Nomad Web ローミングのための新しいオプション

これまで、Nomad Web ローミングをご利用いただく際には、MarvelClientの「Basic」コンポーネントに加えて「Roaming」コンポーネントを追加購入する必要がありました。しかし、この度「Roaming」コンポーネントを単独で購入いただけるようになりました!

何が変わるのか?

  • 柔軟な購入オプション: 「MarvelClient Roaming」は MarvelClient の有償追加コンポーネントであり、その利用には基本モジュール「Basic」(有償)が必須でしたが、Nomad Web 利用のためだけに MarvelClient の有償ライセンスを購入する際、「Basic」は無償提供版 MarvelClient Essentials を代替としてご利用いただくことで購入が不要となり「Roaming」コンポーネントのライセンス購入のみのライセンス販売が可能となりました。

  • コスト効率: 「Roaming」コンポーネントのみの単独購入が可能となり、よりコスト効率よくMarvelClientの強力なローミング機能を活用できます。

新価格: 従来の価格の半額以下!

MarvelClientの「Roaming」コンポーネントのみの購入が可能になったため、これまでのご提供価格のおよそ半額以下で Nomad Web デスクトップのローミング が実現可能になります。これにより、より多くのお客様が手軽に Nomad Web でのローミング機能をご利用いただけるようになります。

背景

弊社ケートリックと panagenda 社とで協議を行い昨今の極端な円安為替事情を鑑み、HCL Nomad Web の利用をさらに加速していただくため、このような経緯となりました。これにより、より多くのユーザーが HCL Nomad Web の利便性を享受できるようになります。

なぜ MarvelClient Roaming が必要なのか?

  • ユーザーの移動性向上: Nomad Webを使用するユーザーが異なるデバイス間、ブラウザ間で一貫したワークスペース情報と設定のデータを保持できます。

  • 管理の簡素化: 管理者はユーザー設定を一元管理し、迅速に対応することができます。また、ブラウザで Notes アプリを動かすことができる HCL Nomad Web ではブラウザキャッシュをクリアするとデスクトップ情報も消えてしまいます。MarvelClient Roaming の機能により防ぐことができます。

  • シームレスなユーザー体験: ユーザーはどのデバイスでもスムーズに作業を継続できます。

今すぐご利用を開始しましょう!

MarvelClient の Roaming コンポーネントを単独で購入し、Nomad Web Roamingの利便性を体験してください。詳細やご購入方法、試供については、弊社までお気軽にお問い合わせください。

皆様のご利用を心よりお待ちしております。

注意:

  • 「Roaming」コンポーネントを単独でご利用いただくためには、「Basic」の代わりに無償の「MarvelClient Essentials」をご利用いただく必要があります。「MarvelClient Essentials」の導入や設定のサポートは基本的に弊社では行っておりません。ただし、有償のサポートとして対応することは可能です。

  • 「Roaming」コンポーネントは、Nomad Web のための利用に限ります。「Basic」のような完全なクライアントマネジメント機能は含まれておりません。

MarvelClient を使ったノーツクライアント管理 - テクてくLotus技術者夜会 2020年7月セッション資料公開

2020年7月17日に開催されたテクてくLotus技術者夜会コミュニティー編でのセッション「MarvelClient を使ったクライアント管理機能」の資料を公開します。

セッションではデモを通して

  • MarvelClient Essentials(MCE))のウィザードによるインストールからオンラインアップデート

  • MCEによる ノーツクライアント notes.in に StaticFont# エントリーへの追加

  • HCL Nomad キッティングを想定した「最近使用したアプリケーション」に指定のアプリケーションを配置し複製を含めた設定を MCE から行い集中管理する

を実施しました。

== 後日追記 ==

  1. Domino 10 に搭載されている MarvelClient Essentials のインストールウィザードからセットアップしたときにオンラインアップデートがうまく動作しないというお話がありました。こちらは panagenda 社から入手した最新のインストールウィザードを使用したらうまくいったということです。

  2. デモ中、ノーツクライアントのフォント変更で notes.ini の StaticFont0、StaticFont1、StaticFont2、StaticFont4 を変更したが、「StaticFont3」で何が変更されるかを HCL Ambassador の御代さんが調査してくれました。 https://guylocke.blogspot.com/2020/07/staticfont3.html

ノーツコンソーシアムオープンセミナーでのセッション資料公開

2019年11月20日に開催されましたノーツコンソーシアム主催のオープンセミナーでのケートリック社のセッション資料を公開いたします。

今回のセッションでは、panagenda MarvelClient ならびに KTrick XPages Master Template の製品をご紹介いたしました。上記のノーツコンソーシアムのセミナーページでは他のセッションの資料も公開されております。

panagenda MarvelClient MC 11.0 のリリースを発表

MarvelClient の 11.0 が利用可能になりました。

Config: 20190925135100

Analyze: 20190925135100

dll/dylib: 10.0.22

Upgrade: 11.0.0

Eclipse plugin: 3.0.4

新機能

MarvelClient for Nomad に対応!

HCL Nomad 1.0.4 より、 MarvelClient Basic で Nomad の管理が実装されています。。Nomad の管理においては無償でご利用いただけるようになっています。詳しくは MarvelClient と HCL Nomad の FAQHCL のブログをご参照ください。

この Nomad に対する今回の機能の追加は、「Recent Applications」ページを管理するアクションや Nomad の情報を分析データベースへ出力する機能などが搭載されています。詳しくは ConfigDB と Analyze DB の各テンプレートのリリースノートでもご確認いただけます。

アクション UI の拡張的オーバーホール

新しいデバイスやサポートする OS から「When」タブがもうあまり良くないのではと panagenda 社は考えていたそうです。そこで、全アクションの UI を再度見直しに着手し今回オーバーホールをしより使い勝手の向上の工夫が行われています。実行タイプのセクション、繰り返しオプション、ライセンス情報、新しいプラットフォームのセクションなどもすべてをひとつにパッケージングされています。

とりわけ新しいデバイスやプラットフォームの選択は重要で、どのアクションを実行するかをより簡単に分かるようになっています。詳細はリリースノートをご参照ください。

追加の UI 言語

Config と Analyze DB は日本語とロシア後が利用可能です。以前から日本語化の UI はリリースされていましたが、有償版に関してはグローバルでは圧倒的に英語圏でのユーザーが多いため、わざわざ標準で日本語の言語ファイルを全グローバルユーザーに配布するのはどうかという話も聞いていました。そこでリクエストベースでの日本語言語ファイルのアサインをこれまでしてきましたが、今回でそのリクエストも必要なく標準で日本語の言語ファイルをオプション選択で配布できることになったのだと思われます。日本市場での躍進の表れではないかと思われます。

英語によるこのリリースノートは https://www.panagenda.com/kbase/display/mc/MC+11.0 でご確認ください。

HCL Nomad と panagenda MarvelClient

HCL 社の技術ノートに HCL Nomad 1.0.4 以降に panagenda 者の MarvelClient が組み込まれている記事を発見しました。

https://help.hcltechsw.com/nomad/1.0/hcln_marvel_client.html

無償版の MarvelClient Essentials と正規版の MarvelClient 両方に対応しているとのこと。

ただし、私がβ版を触っている限りでは、ユーザーのホームサーバーに MarvelClient の Config/Analyze データベースを探しに行っているような感じがします。動作させるためには、サーバーの変更の指定やファイルパスの指定の変更が必要になるのではと思います。

HCL Nomad が現時点でポイントする Config データベースの所在としてはサーバー上の

panagenda\pmc_config.nsf または panagenda\panagenda.nsf

Analyze データベースは

panagenda\pmc_analyze.nsf または panagenda\mc_analyze.nsf

となっています。セットアップの際にデフォルトの設定値のままインストールした場合は良いのですが、自分で配置場所やファイル名を変更した場合には HCL Nomad の分析情報などは取得できなくなってしまいます(あくまでも現時点では)。

もし、これから HCL Nomad も使用する可能性がある場合は、セットアップ時にデフォルトの上記のファイルパスで作成するようにしてください。