HCL Nomad

MarvelClient を使ったノーツクライアント管理 - テクてくLotus技術者夜会 2020年7月セッション資料公開

2020年7月17日に開催されたテクてくLotus技術者夜会コミュニティー編でのセッション「MarvelClient を使ったクライアント管理機能」の資料を公開します。

セッションではデモを通して

  • MarvelClient Essentials(MCE))のウィザードによるインストールからオンラインアップデート

  • MCEによる ノーツクライアント notes.in に StaticFont# エントリーへの追加

  • HCL Nomad キッティングを想定した「最近使用したアプリケーション」に指定のアプリケーションを配置し複製を含めた設定を MCE から行い集中管理する

を実施しました。

== 後日追記 ==

  1. Domino 10 に搭載されている MarvelClient Essentials のインストールウィザードからセットアップしたときにオンラインアップデートがうまく動作しないというお話がありました。こちらは panagenda 社から入手した最新のインストールウィザードを使用したらうまくいったということです。

  2. デモ中、ノーツクライアントのフォント変更で notes.ini の StaticFont0、StaticFont1、StaticFont2、StaticFont4 を変更したが、「StaticFont3」で何が変更されるかを HCL Ambassador の御代さんが調査してくれました。 https://guylocke.blogspot.com/2020/07/staticfont3.html

ノーツコンソーシアムオープンセミナーでのセッション資料公開

2019年11月20日に開催されましたノーツコンソーシアム主催のオープンセミナーでのケートリック社のセッション資料を公開いたします。

今回のセッションでは、panagenda MarvelClient ならびに KTrick XPages Master Template の製品をご紹介いたしました。上記のノーツコンソーシアムのセミナーページでは他のセッションの資料も公開されております。

panagenda MarvelClient MC 11.0 のリリースを発表

MarvelClient の 11.0 が利用可能になりました。

Config: 20190925135100

Analyze: 20190925135100

dll/dylib: 10.0.22

Upgrade: 11.0.0

Eclipse plugin: 3.0.4

新機能

MarvelClient for Nomad に対応!

HCL Nomad 1.0.4 より、 MarvelClient Basic で Nomad の管理が実装されています。。Nomad の管理においては無償でご利用いただけるようになっています。詳しくは MarvelClient と HCL Nomad の FAQHCL のブログをご参照ください。

この Nomad に対する今回の機能の追加は、「Recent Applications」ページを管理するアクションや Nomad の情報を分析データベースへ出力する機能などが搭載されています。詳しくは ConfigDB と Analyze DB の各テンプレートのリリースノートでもご確認いただけます。

アクション UI の拡張的オーバーホール

新しいデバイスやサポートする OS から「When」タブがもうあまり良くないのではと panagenda 社は考えていたそうです。そこで、全アクションの UI を再度見直しに着手し今回オーバーホールをしより使い勝手の向上の工夫が行われています。実行タイプのセクション、繰り返しオプション、ライセンス情報、新しいプラットフォームのセクションなどもすべてをひとつにパッケージングされています。

とりわけ新しいデバイスやプラットフォームの選択は重要で、どのアクションを実行するかをより簡単に分かるようになっています。詳細はリリースノートをご参照ください。

追加の UI 言語

Config と Analyze DB は日本語とロシア後が利用可能です。以前から日本語化の UI はリリースされていましたが、有償版に関してはグローバルでは圧倒的に英語圏でのユーザーが多いため、わざわざ標準で日本語の言語ファイルを全グローバルユーザーに配布するのはどうかという話も聞いていました。そこでリクエストベースでの日本語言語ファイルのアサインをこれまでしてきましたが、今回でそのリクエストも必要なく標準で日本語の言語ファイルをオプション選択で配布できることになったのだと思われます。日本市場での躍進の表れではないかと思われます。

英語によるこのリリースノートは https://www.panagenda.com/kbase/display/mc/MC+11.0 でご確認ください。

HCL Nomad と panagenda MarvelClient

HCL 社の技術ノートに HCL Nomad 1.0.4 以降に panagenda 者の MarvelClient が組み込まれている記事を発見しました。

https://help.hcltechsw.com/nomad/1.0/hcln_marvel_client.html

無償版の MarvelClient Essentials と正規版の MarvelClient 両方に対応しているとのこと。

ただし、私がβ版を触っている限りでは、ユーザーのホームサーバーに MarvelClient の Config/Analyze データベースを探しに行っているような感じがします。動作させるためには、サーバーの変更の指定やファイルパスの指定の変更が必要になるのではと思います。

HCL Nomad が現時点でポイントする Config データベースの所在としてはサーバー上の

panagenda\pmc_config.nsf または panagenda\panagenda.nsf

Analyze データベースは

panagenda\pmc_analyze.nsf または panagenda\mc_analyze.nsf

となっています。セットアップの際にデフォルトの設定値のままインストールした場合は良いのですが、自分で配置場所やファイル名を変更した場合には HCL Nomad の分析情報などは取得できなくなってしまいます(あくまでも現時点では)。

もし、これから HCL Nomad も使用する可能性がある場合は、セットアップ時にデフォルトの上記のファイルパスで作成するようにしてください。