HCL Notes 12 ではこれこそが Notes だといっても過言ではないワークスペースが一新されたことを既にご存知の方も多いと思います。新しいワークスペースを最大限に活用するには、ワークスペース上にあるデータベース(アプリケーション)のアイコンも解像度の高いものに変更してこそ見栄えが良くなるのですが、そこまでなかなか手が回らないお客様にとっては逆に新しい Notes 12 のワークスペースが見にくくなってしまうということよく耳にします。
panagenda MarvelClient Upgrade を使って Notes 12 にアップグレードしようとあるお客様が少人数でのパイロットテストを行なった際、エンドユーザーから以前のワークスペースに戻して欲しいというフィードバックを少なからずいただきました。そこで調べてみるとちゃんと解決策がドキュメント化されていました。
Notes 11 以前のワークスペース設計に戻すにはクライアントの notes.ini に
Workspace_Navigator=0
を追加することで以前のワークスペース表示にもどります。
早速、MarvelClient でクライアントアップグレードする直前に notes.ini にこのエントリーを追加。エンドユーザーの混乱を無くすことができました。
お客様の計画では業務アプリのデータベースアイコンをすべて高解像度に差し替えた後に Notes 12 の本来のワークスペースへ戻すつもりのようです。